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[アイキャッチ写真素材:ぱくたそ] |
2020.08.29.(マーダーミステリー)
GMはやぶさが楽しそうだからマーダーミステリーやりたい!と暴れまくっていたのがようやく実現したので全力で楽しんだログです。
マーダーミステリーは物語のある人狼…という説明を受けてはいたのですが、2つのシナリオをやって概ねそんな感想を抱きました。
ただ人狼と違うのは、人狼ほどムーブが固定化されず、苦手意識のある人でも(337も人狼ゲームは苦手意識がある方です)遊びやすいかな?と思ったところです。
配役ががっちり決まってしまってる以上、シナリオに対して遊ぶ人数が固定されているという点はありますが、人数を集められればきっと楽しい時間が過ごせるでしょう。
以下、重大なネタバレはしないようにしつつ、遊んだ感想をざっくり書いていきます。
月陰村の人狼
GM:はやぶさ
PC(PL):神父(ねすた)看板娘(蟻)薬屋(337)村人A(ゲル)※敬称略
337含め半数以上がマーダーミステリーをやったことがなかったため、まずは短めのシナリオをやることになりました。
シナリオのタイトルの通り、各PCには人狼でメジャーな役職が振り分けてあります。物語のある人狼と例えられるマーダーミステリーをまさに体現したようなシナリオです。
各人のハンドアウトには役職(に付随する秘密)とそれぞれ達成すべき個人ミッションがあり、基本的には犯人探し(このシナリオの場合は人狼探し)と、その達成を目指します。
初めてプレイしたこのシナリオは、情報開示の仕方や時間感覚を掴むことを目的としました。
GM曰く、マーダーミステリーで事件が迷宮入りしやすいのは「それぞれが情報を出し渋って全体が掴めず結局なにもわからないこと」らしいです。
結果このゲームでは人狼が勝ちました。PL一同ここで掴んだ感覚が、後の本番での情報戦に生かされることになります。
こうした手始めの準備パートを用意してくれたGMはやぶさや、短時間でできつつ感覚をつかめるシナリオを作ってくださった製作者様には感謝ですね。
シナリオ概要にも「マーダーミステリーを本格的に始める前に、簡単にどんなものか説明するように作成された短時間で終わる初心者用」との記載があります。
気になって始めようと思う卓で一戦、いかがでしょうか?
J・モリアーティの暗躍
GM:はやぶさ
PC(PL):PC1:シャーロック・ホームズ(337)PC2:ジョン・H・ワトスン(蟻)PC3:レストレード警部(ゲル)PC4:グレグスン警部(ねすた)※敬称略
舞台は19世紀ロンドン。
とある貴族の屋敷に招かれたホームズ達は、奇妙なメッセージカードを受け取った。「気をつけろ、この中の1人は変装したモリアーティだ」
あなたたちはモリアーティ教授の目的を食い止めることができるだろうか。
J・モリアーティの暗躍【マーダーミステリーonline】 - セカンドステラ - BOOTH
前述のシナリオで感覚を掴んでさて本番。
本来は開始直前にハンドアウトを配り時間を計って各々が読み込むらしいのですが、初めてということもありハンドアウトは前日に配布されていました。(なお337は爆睡して結局開始前に読んだ)
なお当日は通話でのセッションだったため、Discordのミュートやユドナリウムを使用しての証拠カードのやり取りが、オンラインにおいてはスムーズに機能しました。
主に流れは以下の通り
- 会議フェイズ(情報の全体公開が可能)
- 密談フェイズ(1対1の会話×2巡)
- 推理フェイズ(各人の考えを発表、それに対する反論)
- 投票フェイズ(犯人は誰かをGMへ非公開で投票)
月陰村の人狼においては、それぞれが情報を出し渋りがちだったので、最初の会議フェイズでのやり取りはかなり活発に行えたような気がします。
会議フェイズで得た情報をもとに、密談フェイズでは積極的な情報交換を行えました。(337視点)
なお、密談といえどユドナリウム上でやり取りされるカードの動きなどは見えるため(もちろん中身は見えないが)、それを推理の判断情報にするなど、かなり集中力を使うゲームとなります。
この密談フェイズが実はかなり楽しいです。錯綜する情報、得られる証拠と発言の食い違い、つながる点と線など。
物語のある人狼とは言いますが、個人のミッションを達成するために事件の全体把握が重要になってくるので、どの役職でも情報を得るために情報を差し出したりと積極的になれます。(337の主観ではありますが)
結果、推理フェイズ(と反論)において337はとあるPLと壮絶な殴り合いをすることになりました。
これがまた楽しいんです…。詳細を書くとネタバレになるのでプレイしてくださいとしか言えません。
プレイ後、各PCがどういう秘密を持っていてどういうミッションを持っていたのかの答え合わせをした時も、感想や立ち回りなどを楽しく話し合えると思います。
実際自分の卓ではファインプレーを挙げての褒め合いがかなり活発でした。そして敗北側の悔しがる声も本気ではありましたが楽しかったと思える感情が滲み出るものでした。
このシナリオは特に配役とそれに付随する秘密がかなり綿密に組まれ、秀逸なものです。答え合わせの爽快感がヤバいです。もうそれしか言えない…ネタバレになるんだって…遊んでくれ…。
一同、またマーダーミステリーで遊びたいね!と声を揃えていました。
誘ってくれたはやぶささんありがとう!愛してるよ。
使用シナリオ
※ネタバレになるためPLとして遊ぶ場合は詳細を検索することはお控えください。遊べなくなります。